フューエルポンプメンテ用フロア加工

2度にわたるエンジン始動トラブルに見舞われ、
自分でどうする事もできないもどかしさに苦しんだフューエルポンプ系
ガソリンタンク内に有り、メンテナンスする為には通常であれば
ジャッキアップし、ガソリンタンクを降ろし、それから初めてご対面となるが
その手間を省く為かなり豪快な加工を施した。


後部座席を跳ね上げると出てくるブラケット。
インチ規格なんでしょうか?通常使う14mm、17mm
ではなく、15mmというレンチで回す事ができました。
ただ、フィット感が微妙。。。。
極力カーペットは切りたくないので、
手前側はボルトを外してカーペットを
抜き取るつもりです
ここからカーペットを剥いでいきます あちこち内張りを外さないと取れないかな?
と思いましたが、意外と簡単にズルッと取れそうです
割と簡単。順調順調。 予想はしてましたがこのフワフワ感。
厚いフェルトが入っています。
接着剤でフロア(鉄板)に貼り付いてます。
元色のホワイトが出てきました。(笑)
後部座席を上げてすぐにアクセスできるように
中央部に近いカーペットはカッターで切らざるを
得ませんでした(通常見えるトコではありません)

このカーペットを剥ぐのに次回から工具を
使用するとなると出先だと作業性が落ちますので
緊張の一瞬。
シャーシの間からガスのラインを見て配線を見て、
このあたりに集まってそう。。。というところを
薄く削ってみます。
車内にグラインダーの切削音が響き渡ります。
ドリルを使わない理由は、
押し過ぎて配線やフューエルライン、
もしくはポンプそのものを壊すリスクを減らしたかったからです。

穴が開くまで
削らずに、薄くなった所をドライバー等でこじると
小さな穴が開きました。
中を覗くと 
”ビンゴ!!”
白いユニットが見えます。ここらへんは結構必死だったんで、
火の粉がカーペットに飛んでいる事に気が付いてません。
後から見ると、少々焦げてました(笑)
いや笑い事じゃないな。危ねーよ。こんなんで後から
車両火災になったらシャレにならんし。
存在がわかれば切り進めていきます。基本的には
グラインダーでガンガン削ったりしてません。
火の粉も恐いし、なにより削りくずがポンプの上に
山盛りに積もるってのも避けたかったんで。
やり方はグラインダーで”線”だけつけて
後はプライヤー等で缶詰みたいに引き剥がして
いくようにしました。
結構力が要ります だんだん見えてきました
左右に展開。フューエルセンダーASSYのお出ましです
外す為には金属のリング状の金具を回せる
くらいのクリアランスとホースを抜き差しできる程度の
クリアランスが要ると聞きましたので、
このくらい開けておかないと無理そうです。
ホース部分のクリアランスが微妙ですが、
ま、今回はこんなモンにしときます。
一応ドライバーと金槌を使って
リングを回転させる事はできたので良しとします
2007/06/03のトラブルで問題となったカプラー部分
は報告どおり、ギボシ加工してありました。
配線は4本。
テスターは当ててませんが、黒い細いラインが
フロートに接続されるフューエルゲージセンサーに
繋がっていると思われます。
黄色い配線がポンプモーターに接続されている
はずです。
当初は丸く切り抜けたら・・・と思ってましたが、
やはり加工が難しいので四角になりました。
鉄板を剥がします。
切りっぱなしの状態は非常に危険です。 ギザギザの刃物のようになっています。
今日も危うく手を切りかけました。
エッジはちょっと研磨して危なくないようにします。 ゴソゴソ探すと研磨用の砥石が出てきたので、
ドリルに取り付け、エッジをならしておきました。
今日はここまで。一旦閉じます。
直接雨が入り込む事は無さそうですが、蓋を作らないと
カッコ悪いですしね。
まさかここからフューエルポンプに
アクセスできるとは思えまい(笑)
本日摘出された横隔膜。(笑) 約100gの軽量化に成功!!
ちょっと心配事が減り、安心感が増した。

次になんかあっても触ることができるので、工具とかはちゃんと載せておこうっと。


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