002:レギュレータ故障

2013/07/28
フロントフォークのオイル漏れと同時に
気になったので、もう1箇所見てもらいたいところがあったので、
ついでに申告していたトラブルなのですが、
夜間走行していると一瞬、ライト類が消えるのです。

数秒消えるという訳ではなく、ほんの一瞬。

”まばたき”するような感じで時々消えるのです。


こんなメーターのバックライトとかも消えるので、
よくわかります。

ま、エンジンが止まったりする訳ではないので、
走行には支障は無いんですが、
クルマの後ろに停車して、ライトが消えて点いたら
なんか、パッシングしてるみたいやし嫌でしょ?

ま、何よりもエンジンストールかとギョッとするので、
精神的によろしくない。

すんごい気になる(笑)




修理はおおかたの予想通り、
レギュレーターを交換されて帰ってきました。


左が新品。右が今まで付いてたやつ。
見た目全く同じです。
熱対策が施された後の裏表に放熱フィンの
あるタイプです。







形は全く同じ




裏面も全く同じ。
DUCATIの別の車種では裏側にフィンの無いタイプも
あるようで、故障交換等でこちらのタイプに
置き換えがされているようです。




実はDUCATIの1098シリーズは、
このレギュレータに関して過去にリコールが出ています。
改修の内容は上記の通りですが、ひょっとするとレギュレーターそのものは交換されていなかったのかも
知れませんね。必ず交換しないといけなかったのはブラケットと遮熱板です。

少し電気の事をかじっている事もあり、このリコールは本当に改修する気がないな(笑)
と思う訳ですよ。こんなバイク乗りが走行中に
「アレ?なんかレギュレータっぽくね??」なんて感じるバイクはアカンでしょ?

このレギューレータの配置されている場所がものすごく悪い。
ちょうど、前側のシリンダーから出てくるエキゾーストパイプのすぐ横なんです。
上記のバッテリーブラケットに遮熱板が付いてますが、それでもレギュレータとの距離が離れる訳では
無いので、猛烈な熱に晒されています。しかもブラケットで囲われており、なおかつ
レギュレータの手前にはECUが取り付けられています。
さらにはフルカウル仕様なので、風通しは期待できません。
もうひとつ言いますと、前の方にはラジエターとオイルクーラーが配置されており、フレッシュエアーはおろか
常に熱交換され放熱された空気が回りを流れていきます。。。。

なんでココにバッテリー、ECU、レギュレータを配置した??
絶対壊れるって!!(笑)


バイクを購入する時にも、対策をされているかどうかは
確認済みでした。ちゃんとステッカーが貼られています。

スーパーバイクに乗るって事は、気候のいい時に渋滞につかまらず、
常に高速道路で移動しなさいって事か。。。。



左が新しい方で、G3.3 091 と書かれています。
右側は 8.9 261と書いてあります。何かのロット番号かバージョンか。。。。
一応、記録しておこうっと。

ま、このくらいの修理なら部品さえ頂ければ自分でも交換は簡単です。
ネジ2本とコネクター2つだけなんで。

修理から帰ってきたものを速攻で、外して写真撮ってるくらいですから







交換後は、ライトの消灯やメーターのバックライトが消えるというような症状は
改善されました。Ducati1098のメーターのバックライトは、周囲の明るさによって
点いたり消えたりしてるみたいで、トンネルに入ったりするとバックライトがちゃんと点くように
なってます。2013/09/28のツーリングでも不具合は一度も出ませんでしたので、
こちらも無事修理完了です。

ただ、、気になるのは、このレギュレータの故障は今後も
この場所に設置されるのなら、避けれないトラブルになるかもしれませんねぇ
いっその事、配線延長して別の場所に移設するほうがエエんではないでしょうかねぇ?