029:スマホマウント取り付け

2016/04/30
ツーリング時にはそろそろ常設しておきたくなったスマートフォン。
元々ナビは持っていたものの、購入から年数が過ぎ、既に7年が経過しており(購入は2009年の5月)
もう、地図に無い道がいっぱい(笑) それでも、GPSロガー的な用途で付けていましたが、
そろそろ限界が近づいています。
今後のナビの後継をスマホに任せる事や、更なる電子装備への対応を考え、
スマホのマウントを検討したいと思います。

この章では最終的に
iPhone6 Plus をマウントします



まず、バイクに跨った状態で、極力前に付けたいと思っています。
視線移動が大きいと危ないので、
メーター付近に視線がいくような位置にしたいですねぇ。

ちょっとiPhoneを置いてみます。
位置は良いのですが、ここに付けようと思うと、
トップブリッジ上にマウントを取り付けないと無理そう。。。

あんまりトップブリッジ上には両面テープ止めとかしたくないなぁ。

かと言って、穴開けてボルト止めもなんか嫌やなぁ。。。。。

しばらく考える。


ちょうど、ステアリングダンパーの
本体を留めてるボルトがこの位置にあります。こんな感じ。

このボルトを使って、取り付けできんかな??


一度、ボルトを外してみます。
ボルトを緩めると、ステアリングダンパーが緩みますので、
固定されていた位置を覚えておきます。

ネジピッチも普通のネジなんで、
ホームセンターのバラ売りネジでなんとかなりそうです。

で、、ちょっとホームセンターに行ってきました。
他のネジもステンに替えたりするつもりで
いくつか購入。

ステアリングダンパーの固定ボルトは真ん中の2つ。
短いほうが純正。長いほうが買ってきたボルト。
15mmくらい長め。


このくらいボルトの足が出ます。

ここに
L字のステー等を共締めしてホルダーを付けようかなぁ?
しばらく取り付けの考察をします。


スマホのホルダー自体はさすがに自作できませんので、
Amazonを徘徊。
なんか、金額的に\5000くらいするのを覚悟してたんですけど、
意外と安く売られてるんですね。
しかも種類がめちゃくちゃ多い!!
結構悩みましたが、比較的高評価の自転車用のマウントにしようと決意。

チャリブームって事もあってか、需要が多くて商品価格も下がってるようです。

手配したものが届きました。
TaoTronics自転車ホルダー
TT-SH013
 評判等はAmazonでも見てください。
お値段は私が買った時は\1799.- でした。



全体的に、プラスチック素材です。
日光に晒され続けると、ボロボロになるかもしれませんね〜。


クランプでハンドルバーに咬ませるように
固定するようです。(あくまで自転車の場合)

これをバイクにマウントする方法を考えないとあきません。

挟み込むだけではなくて、
シリコンゴムが付属してまして、
iPhoneを取り付けた際に四隅にゴムを引っかけて、
落ちないようにするようです。

ちなみに、オレンジと黒の2つ入ってました。

6か月保証ですって、、、

両サイドから挟み込む形状です。
なんか弱々しそうですが、意外としっかりしてます。

さて、ここに出てきたNSRのバックステップですが・・・

そうです。
スマホのマウント用にコイツを流用してやろうと思います。

手ごろなアルミの棒もあったんですが、
段付きで、真ん中にボルト穴もあるし、
しかも滑り止めのローレット加工までされているので、
最高の廃材利用!

少々汚れてますが(笑)
このカットと真ん中のボルト穴が

ちょうど良いんですよね〜


自ら加工しなくて良くなったので、
後はボルトと組み合わせて取り付けるだけでイケそうです。
さっきのシリコンゴムはこんな感じで付けます 部屋で取り付け具合を確認。

想像以上にガッチリ固定されます。
問題なさそうな感じ。


さて、いよいよ外で付けてみます

お、そうやった!!
先にボルトの延長してたなぁ・・・・

考察からマウント調達→廃材流用と、
数週間に渡る作業で、実車の取り付けは現物合わせやなぁ
と思ってましたので、ここは修正が必要。

アルミ棒にM6のボルト穴を開ければ、
即取り付けできたんですけど、
NSRのステップを流用しますので、、、、



ちょっと・・・・どころか、

ボルトのリーチが足りません!!
さて、ホームセンターで色々な長さのボルトを買ってきました。
本当は、トルクの掛けられる六角ボルトが良かったんですけど、
全ねじのが無かったんですよね〜。

頭はプラスネジです。


後は座金用のステンワッシャー。



結局、一番長いボルトとの組み合わせでいこうと思います。

こうやって、ボルトやらワッシャーやら 
”予備” という名の部材が蓄積されていくのです(笑)

位置的に、
通常のドライバーが使いにくい。
タンクに当たります。

こんなドライバーで締めていきます。
ボルトが長いので、少々面倒。

ステアリングダンパーのネジ部には”かじり”防止の為、
オイルを差してます。

数枚のワッシャーとボルトでこのように!!



どうでしょうか?



位置は、取り付けボルトを使ったので、
やや右寄りに取り付けとなります。


振動等で揺れるて直接、
ステリングダンパーと干渉しないように
数枚のワッシャーを入れて前方に逃がしてあります。


ウキウキしてiPhoneを装着。

おおぉ!! 理想のカタチです。

iPhone 6Plusは大きいので、
もっとグラつくかと思ったのですが、
大丈夫そうです。

位置は、ステップが付けられたところから
さらに上にマウントされます。


久しぶりに、 ”しっくりきた” 感があるなぁ(笑)


満足感高め マウントの下部はコネクターが差せるように
ちゃんと隙間が空いてます。


横置きにも対応できます。

あ、付属のシリコンゴムはこのように四隅に引っかけて
固定するものです。
これで安心。

実際のツーリングでは、
こんな風にiPhoneをカバーも付けずに搭載することは
無いと思います。

防水のカバー(ケース?)を購入予定です。

これで、ナビもスマホに移行できますね。









スマホがマウントできると付随して、アレコレ必要になります。
まずは防水対策。 ツーリングでは雨にあう事もありますしねぇ。
それから、電源の確保です。

ナビを常時ONの状態で使うには2Aで充電しながらでないと運用が追い付きません。
液晶が常にONというのはやはり相当バッテリーをい消耗するようです。
このあたりは別のコンテンツで紹介していきたいと思います。