027:ユーザー車検・受審 (2回目)

2015/07/02
車検は、前回ユーザー車検で受けていますので、
2回目となります。普段から整備は自分で実施していますので、

あまり大がかりなオーバーホール等はありませんが、アレコレと検査に通るようにしておかないと
いけません。

前回のように緊張はしませんが、再受審となってしまうと面倒なので
準備はしっかりとやっておかないといけません。

まずは、検査の予約をしなければいけません。
検査は平日でないとダメなので、会社を休めるようにしておかないといけません。
会社勤めの人は実はこの調整が一番大変だったりするのです。。。

自動車検査インターネット予約システム
https://www.yoyaku.navi.go.jp/pc/reservationTop.do

キャンセルは前日までにしないといけませんが、一応7月2日(木)と決めました。
月初であまり忙しくないと思われるタイミングです。

前回もそうでしたが、私が行こうと思っている、
和泉自動車検査登録事務所は、2輪の予約は
PM〜 となっていました。

検査でバツをくらいそうなところは純正に戻しておかないと
いけません。
スモークのテールランプとLEDウインカーは外します。

マフラーやナンバープレートステー、
ナンバー灯、リア廻りはごっそりと元に戻さないと・・・
こういった作業を整備しながら2〜3週間掛けて
行ないました。
見えないところですが、ECUも純正に戻し、
OSセンサーも付けて、走らないバイクのできあがりです(笑)

排気音もパスパスパスパス・・・・・・っと
情けない音になってます。

今回、走行距離は1万キロを超えてるので、
念の為にエンジンのタイミングベルトの確認もしておきました。
ベルトの劣化も少なくまだまだ交換せずにいけそうです。

タイヤも新品ですし、気になるのは光軸だけ。。。

書類等の準備も、用紙さえあれば事前に記入できるところは
記入できますので、前もって準備できるのであれば買っておくと良いと思います。
私は前回の車検時に、2部買っておいたので新たに購入せずに済みました。


これが、検査票です。
赤く塗りつぶしてあるところは事前記入しておけるところです。
走行距離等は当日、検査場に来てから記入したほうが良いと思います。

検査が進むとこの検査票にスタンプや記号が記入されていきます。

これは点検記録簿です。
受付の時に確認されますが、最終的には返却されます。
これが無いと、記録簿がありませんが。。。。と言われると思います。

後整備ですか?と尋ねられるかもしれません。


重量税納付書です。
読み取ったスキャナーが勝手にホワイトバランスを調整したので、
白くなってますが、実際はピンク色の用紙です。
ここも赤い部分と各部チェックして準備します。

重量税の支払いは、現地で証紙を購入して貼り付けします。
金額は\3800.-

OCRの申請書も記入します。
印鑑を押す欄がありますが、本人申請だったら押さなくても良い様子。

私は押していきました。。。

今年の納税証明書も要ります。
前回は、納税証明を市役所でもらいましたが、
今回はコンビニ支払した証明書がありますので、これも忘れずに持って行きます。

それから自賠責保険の証書です。
大体が車検の満了する日付より1か月くらい後までの期限だと思いますので、
今の自賠責の証書も必要です。これも継続しないといけません。




で、、、検査当日

これまでに、フロントカウルの脱着やらライトユニットの
脱着を行っている為、光軸がやはり心配なんで、
マニュアルの光軸調整のボルト位置だけ確認しておきます。

光量もやはり心配なので、
ヘッドライトのハイビーム側はバッテリー直(バッ直)
に変更してあります。
メンテナンス:006 車検準備(電装・ヘッドライト)
の項目です。

現地にはちょうど13:00頃到着しました。
ちょうど検査ラインがスタートした頃ですね。

まずはじめに、自賠責保険の手続きです。
前回と同様、2年間で
\13640.-

ここ(堺・北堺自家用自動車協会)で、
検査票の証紙
\1700.- と重量税の証紙 \3800.-
も購入できます。

手持ちの申請書のセットが無くなったので、
係の方に販売して欲しいと相談すると、
自賠責入ってもらったので、用紙は差しあげますと
用紙セットを頂きました。


書類が全て揃ったら、事務所内の一番左奥にあるカウンターに
ユーザー車検を受けたい事を伝えて書類チェックしてもらいます。

不備が無ければ、いざ検査ラインへGO!


うぉお!!

めっさ並んでる・・・・
前はもっと少なかったのにぃ

業者が持ち込んだバイクの他に、
私と同じようなユーザー車検で持ち込んでる人も
結構います。

僕の番まで30分くらい掛かるかなぁ?

隣は4輪のラインです。
車体番号とエンジン番号がカウルで見えにくい(と言うか見えん!)
ので、今回もアンダーカウル無しで来てます。

あ、、、そう言えば、バックステップは元に戻してないぞ。。。
固定式のステップは大丈夫なんだろうか。。。?
これがNGだったら、
今日中に修正できないぞ。。。。。

急に不安になってきた。。。。
えーーーっと。。。
約30分程して、私の順番になりました。

係の方が来てからエンジン始動、ヘッドライトの点灯確認、
ウインカーの点灯確認、リアブレーキランプ、スモールランプ、ナンバー灯、リフレクターの確認をしていきます。
レーン上では順番に、ローラーのい上に車体を進めてスピードテストやらブレーキテスト(前・後輪)が行われます。
不安に感じていたヘッドライトテストでは、今回もいくぶんエンジンを吹かし気味に受けたんですが、
なんと ”光軸” で不合格。 
「マイナス30でだいぶと下向いてるで」 と指摘を受けました。

あらら・・・  バツのマークがぁ。。。

固定式のバックステップについては何も言われる事なく、無事OK。


もうひとつ指摘を受けたのは、 
”近接排気騒音” え!? なんで?
検査票の備考欄に ”近接” と書き込まれてしまいました。。。

車検証では 平成13年騒音規制車 近接排気騒音規制値 94dB と記載されています。

マフラーはノーマルなんですけど。。。。

検査員からは、
クラッチカバーを交換している事でバイクそのものから発生する音が大きく感じられる。
排気音では無いと思うが、念のため計測させてください
との事で、
衆人環視のなかで別レーンにて、マイクを使った音量測定が行われることに。

測定の基準はこうです。
一定の原動機回転数において、排気管からの排気流の方向に対し45度、排気管の開口部中心
から0.5m離れた位置の排気管の高さで測定する。
・原動機の回転数
【四輪車】:最高出力時の回転数の75%の回転数
【二輪車】:最高出力時の回転数が5,000回転を超える場合は、最高出力時の回転数の50%の回
転数(その他の場合は75%の回転数)


ウチのDucati 1098S の車検証上のエンジン最高出力時回転数は
9000rpm です。
ですので、半分の回転数 4500rpmで 94dB以下になってないといけません。


で、、測定用のマイクが準備されました。

エンジン始動。 賑やかなエンジン(笑)
ギヤは 
 の状態で検査員が4500rpmまで回転数をあげます (規定では5秒以上。)
このまま急激にアクセルOFF
この時の計測された音は・・・・  なんとか
94dB

ふぅ・・・・・ホッとした。。。。  というかギリギリ (笑)

前回は計測される事も無かったですが、ホンマに危ういなぁ。。。 
というかECUちゃんと交換してきて良かった。
というのもこの 1098Sは騒音規制に対応する為だと思われる排気バルブが動作しているのです。
低回転では排気バルブが閉じており、音量規制に対応するようになっているんです。
ECU換えて来なかったら、この検査でNGだったかもしれません。



という事で、なんとか近接排気騒音に関しては、修正せずに済みました。
残るは光軸のみです。
不安は的中するもんですね。
光軸に関しては自分でやろうと思うと、暗い環境と2名での調整が要るので、
ここはプロにお任せします。

一旦、検査場を出て左(北)の方へ進むと、テスター屋さんがあります。
入るやいなや 
「ライト??」 と聞かれます (笑)

一応、予習してきましたので、光軸調整用のボルトの位置を言いながら、調整してもらいます。
テスター機を使いながら、下がった光軸を調節していきますが
さすがプロ! 作業がめちゃくちゃ早い。 ものの5分くらいで調整が終わり、ロービーム側のバルブに紙を貼って
ラインを通すように言われました。

再び検査場へ戻ってきました。

テスター屋さんで貼ってもらったロービームカバー(笑)
確かにクルマでも紙を貼り付けたライトで来てる人が何台か
ありましたわ。
僕も次からそうしようっと。

僕の前2台も、さっき見たので再検査ですね(笑)
アレ? GPZにリフレクターが付いてない気がする。。。

やり直しになったけど、
天気がコレで本当に良かった。。。。

雨でも検査してくれるんやろか?

ちょうど戻ったタイミングは休憩時間やったらしく、
全然進まんな〜と思ってました。


しばらくして、チャイムが鳴って再開。
前にいたアメリカンの方は、この荷物を載せる箱を固定されていて、
全長や高さが変わるから構造変更していた様子。

やっと私の番になりました。
2回目のチャレンジ。光軸以外の検査項目はパスできます。

選択ボタンでは、再入場ボタンとヘッドライトのボタンを押して
ヘッドライトテスターだけチェックします。

一応、今回もアクセルあおり気味で、受審。


しばらくテスターが動いてチェック。


〇の表示

OK!! 思わず 「やった!!」 と言ってました(笑)


おー!! ヘッドライトのところにマルがついたー!!
これで車検証がもらえる!!


検査票に全てチェックがついてマルになったら、
再び事務所に戻ります。

書類を出すと、前回同様数分で新しい車検証と車検期限の書かれたシールがもらえます。


車検証の走行距離を見ますと、
2年間で
7400km走ってます。 1年で、3700km そのうちツーリングで1500km程度走って
ますので、日常的に結構乗ってた感じですねぇ。
一人で日帰りツーリングや岐阜の航空祭行ったり、土日にダムめぐりしたり、花見に行ったり
なんやかんやでよく走りました。
Blogがバイクネタで一杯です。
次の車検時にはタイミングベルトとかヘッドガスケットとか交換したほうがエエかなぁ?







今回の車検では、疑不適合 
”近接排気騒音” と ”光軸” という
2つの項目で指摘を受ける事になり、
是正するように言われて、調整をやったりしてましたあので、
新しい車検証をもらったのは15時を過ぎてました。

テスター屋さんで、光軸調整をお願いしたのですが、
料金は\1500.- でした。
家に帰る途中、別の工場では 
「光軸調整 \1000.-」っていう看板もありましたが、

あの短時間でやってもらえるのであれば、
3000円払ってもエエくらい (笑)
ホンマに助かりました。

車検の費用としては抑えられてますが、
タイヤ交換したんで、結構な出費です。なんでこんなに財布にお金が
入ってないんやろう? と、しばらく何に使ったのかわかりませんでしたよ。