014:タンクバッグの吸盤固定化

2013/11/09


はいはい、買う前から知ってましたよ。
Ducati 1098は樹脂タンクって事は知ってましたとも。
今まではスチールタンクだったんで、普通に磁石タイプが使えたんですが、
このまま使うとなると、何か手を考えないといけません。






2013/07/20のツーリング時の時。
ベルトでフレームに固定です。



こちらは2013/09/28のツーリング時の写真。
リアはトップケースを付けましたが、タンクバッグはベルト固定ですよ。。。


ベルト固定すると、ものすごくカッチリ装着できてましたので、
ツーリングでの移動時には全く落ちたり、ズレたりする事なくイイ感じなのですが、
取り付け、取り外しが
非常に面倒なのです。
例えば昼食時にタンクバッグだけ外して店内に持って入ったりとか、
後は、給油時にタンクバッグを外したいのですが、ベルトを緩めて・・・・という作業がものすごくストレスになっておりました。





結構長いこと使ってます。
購入は、2007年9月17日
RSタイチの商品です。

NSRでコケた時にも付いてましたんで、そこそこ長いつきあいに
なります。
磁石がくっつかない樹脂タンクなんで、
自作で
吸盤を取り付けて実用に耐えられるか?
検証してみたいと思います。

使う部材は、極力安く、どこでも手に入るモノを使います
目標は1000円以下。(笑)



定価は税別で14500.- 結構高いなぁ。

写真は残しておくべきですね。





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で、、、用意しました。

100円ショップのダイソーで買ってきましたよ

吸盤大×2パック と 吸盤小×1パック。

\300.- なり


こんだけあったら固定できるかなぁ?
でも、ちょっと不安です。









カ取り付けの突起部分ですが、
2つの種類がありまして、穴あきタイプのほうが良かったんですが、
H型のものでとりあえずやってみます。
大きい方の吸盤の色がやや違うなぁ。

なんやろ?材質の違いでしょうか?





固定は、Rピンで留める予定で、
コーナンやったかな? ホームセンターで調達してきました。

これも\200.- くらいやったかな?






もう6年も使ったんやし、マグネットタイプを使えるバイク
に乗り換える時には新しいのを買ったらエエので、
思い切って穴を開けます(笑)

磁石は不要なので、ポケットからは取り外してしまいます。

この磁石の強力な事!!
取り外した磁石が互いにくっつこうとするパワーで
指を挟まれた!! 痛い!!

血豆になったやんけ!





突起部分がなんとか通るくらいの穴を開けて、
出てきた穴にRピンを入れて吸盤を固定します。

結構、最初は苦労したんですが、
思いのほかうまくいったぞ。










アレ?吸盤大が5個あるぞ。。。3パック買ったんかなぁ?
なんか記憶があやふやになってきたぞ。

どっちにしても、これ以上のコスト増大は
このタンクバッグを使用する案そのものが不採用となりますので、
もうお金は掛けません(笑)

タンクバッグ本体の角に付いてる吸盤はバッグの内部に
貫通しています。






それ以外の吸盤は、
タンクに当たる部分の生地が二重構造になっていますので、
バッグの中にはRピンは出てきません。

この吸盤の配置を決めるのに一番時間が掛かりました。

タンクの給油口を避け、タンク上に貼ってある
コーションラベル(ステッカー)を避け、
タンクの角や側面の凹凸の大きいところを
避けないと吸盤がくっつかないのです。

こりゃ大変だ。



ここが、磁石の入っていたフラップ部分の
ポケットです。

ここも生地が二重構造になってますので、
フラップの表にはRピンは出てきません。


一反対側のフラップにも吸盤を取り付けます。









一応、カタチになったんで、
さっそくバイクに取り付けてみます。

一応吸盤の位置とか見ながら取り付けたんで、
タンクにはくっつきました。

ただ、なんとなくくっつきが甘いというか、
特にサイドの大きい吸盤がユルい気がします。

ちょっと乗ってみます。
バッグの中身はいつも入れている、カッパの上着を一番下にして、タオル、カメラ(EOS7D+15-85レンズ)
財布、スマートフォンを入れました。
ベルト固定ではないので、多少のグラグラ感はあります。
タンクバッグが外れて飛んで行ってしまう事は無さそうなので、
しばらく使ってみる事にします。





      
夜の泉大津港へブラブラ・・・

タンクバッグの様子見も兼ねて。
まぁ、使えるレベルですが、当初不安だったサイドのフラップ部分の吸盤が外れてきます。
また、吸盤の数が多いのでバッグの取り付け取り外しに、
少々時間が掛かります。

特にタンクの給油口とステッカー部は凹凸がある為に、
吸盤がくっついてくれませんので、
そこを避けるように装着しようとすると、
微妙な調整が必要になるので、スマートな付け外しという訳にいきません。

ベルト固定ほどの面倒さは無いのですが、
やっぱりちょっと面倒くさい


2013/11/16 試験艦”あすか”が寄港するって事で、
この日も【吸盤タンクバッグ】で、行ってきました。
やっぱりサイドの吸盤の根性が無く、ちゃんと吸着してくれません。

オマケにバッグの本体の裏側に取り付けた 吸盤大の3つの吸着力も
なんか、頼りない感じです。
乗車姿勢がタンクを抱え込むような姿勢になりますので、
万が一ズレてきても、一旦腕で支える事になるので、
街乗りでは、落っこちる事は無いとは思いますが、不安なまま使うというのは、
精神衛生上よろしくないですね。






何日か、この状態で使っておりましたが、
上記の不具合の他に、
「吸盤」を使っているという根本的な構造上、
気軽にベンチやテーブルの上に置いたりできません。
砂の咬みこみやホコリにめっぽう弱いです。

吸着力が低下するばかりか、タンクに傷が入ってしまいます。
うっかり砂か何かが咬んだまま吸盤をスライドしてしまったようで、
ピカピカのタンクにうっすらと引っ掻きキズのようなものが入ってしまった。。。。

うーーーーん

という事で、総合評価は

この取り付け方法は
「不採用」
という事が閣議決定いたしました。(笑)

また、別の方法考えよ。