大型二輪免許取得


高校生の時に原付免許を取得し、スクーターには乗らず
ギア付のバイクからすぐに中型二輪(400ccまで)の免許でずっと今まできましたが、
よくやく資金的にも、時間的にも少し余裕の出たタイミングだったので、
今しか無いと一念発起し、教習所の扉を叩く事に。

2013/04/07 教習所へ入所

私は、なんとなくWEBの情報やら、仕事柄中央大通り沿いを走る時に見えていて
親近感があったという理由で、オリックスドライビングスクール弁天町に行く事に決めました。
中型二輪の教習も、クルマの教習も高校の時だったんで、
「教習所」って所にはすごく久しぶりに来る事になります。
入所の説明を受けて、教習料金プランのヒアリングで「ベーシックプラン」を選択
※ベーシックプランとは、あらかじめ決められた教習時間がありその中で完了すれば、一番
安く取得できるプランです。
但し、みきわめや卒業検定に落ちた場合の補習は別途費用が掛かります。

私の場合、普通免許(自動車)も持っており、普通二輪の免許の持っておりましたので、
学科教習は免除です。12時間の技能教習と卒業検定をパスすれば、
大型二輪免許が取得できるのです!!
お値段は、キャンペーン割引適用(←常時やってるっぽいですが・笑)
にて、\57750.-
うまく、追い金無しで卒業したいですねぇ〜

2013/04/13 入校説明会

最短だと、その週の土曜日に入校説明会があるそうで、それを受けないと
教習に入れない。教習所全体の説明と、適性検査は必ず受けないとダメっぽい。
これは、普通車の受講生と同じように説明を受ける。

いや〜、さすがに若い子が多いね〜(笑)
教習所の待合室も、ここは予備校か!?っていうくらいの雰囲気。
ま、自分の時もそうだったんですよね。。。。

普通二輪受験の人と大型二輪受験の人(私)は二輪の入高説明を別に受ける。
大型二輪の受講生は、私も含めてちょっと年齢層高めです。リターンライダーさんや
ステップアップされる方もいらっしゃるようで、私より年配の方もチラホラ。

教習のハンドブックを基に、予約方法や教習をい受ける際の装備には十分に説明時間を
割いて説明頂きました。

技能教習にはヘルメットはもちろん、長袖、長ズボンである事と、プロテクター(胸、背中、両ヒジ、両ヒザ)
の装着をしていないと、教習を受けられません、またグローブも必須です。スニーカーはOKですが、
靴下はちゃんとくるぶしが隠れていないとNGです。
要は”肌が露出しているとNG”って事です。

私はいつもツーリングで着てるホンダのプロテクター入りジャケットを
持って行き、トレーナーの方にこれでOK!というお墨付きを頂きましたので、
ヒザのプロテクターだけを借りる事にしました。

2013/04/20 初めての大型二輪乗車!!

入所の手続きをしてからもう2週間近くなります。
ようやく実車へ乗り込んで、コース走行ができます。朝からワクワク♪
会社帰りでも寄って帰れるところですが、そうなると夜間教習になりますので
できるだけ土日の昼間に乗って免許取得をしようと思います。

今日が初めての技能教習です。
自前の装備で、ヒザのプロテクターを装着し、いよいよ乗車です!!


第1段階は、まずは慣れる事からです。ホンダのCB750ですが、自分の乗ってるNSRと比べるとやはり重いです。
取り回しはベアリングの逝ったNSRよりは軽いですけどね(笑)
さすがナナハン、トルクがある!走り出すと乗りやすいぞ。
教習の最初は、今までがいわゆる2スト乗りで
6000rpmとか8000rpmでのクラッチミートさせてたもんで、思わずアクセルを煽る
癖が抜けなかったもので、急発進させたりしてギクシャクしてました。。
クラッチ操作よりもアクセルワークにすごく気を遣います。

しかも狭いコース内で、指定のギヤ走行やウインカー(合図)、速度指定や
ブレーキング(ポンピングブレーキ)等々すげー忙しい!!
楽しい時間はすぐに終了。あっという間の1時間でした。

2時間目

連続で予約が取れましたので、引き続き乗車。
今度はAT車での教習です。




こちらHONDAシルバーウイング。400ccかな?600cc?
AT限定免許用の教習車だったら400ccやろうね。
乗った感触は、「楽チン!!」
今まで、レプリカ系のバイクしか乗ってこなかっただけに、ゆったり乗れますね。
さすがに大型のようなトルクは無いけど、
アクセルひねるだけでドドドドド・・・っと走るのはすごく楽。

ニーグリップができないという点で、スラロームや1本橋での操作が難しく
感じたが、これは経験の無さのせいであり、バイクの安定性がない為ではないな(笑)
ま、これ乗ってライディングが楽しいとか言うモノではないけど、
お買いもの用としては、嫁さんとか欲しがるでしょうね。
MTとは違うバイクに乗れて今日はここまで。


2013/04/27

1段階のうちは、検定コースを走る為にコースをパート毎に分けて
何度も反復して練習走行します。
クランクや、スラローム、一本橋(平均台)が難しいと感じます。
クランクやS字でコースアウトする事はまずありませんが、
超低速で車体がフラつくと足が出そうになりますね。

大型二輪での検定の合格ラインは、

■スラローム:7秒以内
■波状路:5秒以上
■1本橋(平均台):10秒以上

です。普通二輪と比較するとスラロームは1秒短縮、
1本橋は3秒長く乗ってないとダメ、波状路に関しては大型のみ対象となっていますので、
それぞれハードルが上がってます

2013/04/28

このままいくと、今年のゴールデンウィークはひたすら教習になりそうです。
大体いつもAMに2時間づつ予約を取るようにしているんですが、教習内容によっては
あまり数の無いコースもあるのです。
1段階は5時間なので、2時間づつ取ると3日目が1段階の見きわめとなります。
うまくいけばそのまま次の時間は2段階という事になります。
運よく、反復練習の甲斐もありまして見きわめは無事通過。
しかし、第2段階に進む時には 「次回までに検定コース覚えてきてくださいね〜」
って、、、
そうか、検定コースを次からは走るんや。。。。って、オイ!!

10分後には、第2段階の初回やん!! ほとんど頭に入ってない・・・・



ちょっとは覚える努力はしてみたものの、
これは、
「走って覚えんとワカラン!」という結論に達し、
実走してみましたが、やはり予習してないとダメですねぇ〜。
何度も自分が次にどこ行くのかわからんくなってしまい、コース内で
”迷子”に・笑

迷子になる度にトレーナーから、あっち!こっち!と指示され、
出発点に戻ってきてコースを確認し、また走り出す。
いやー、、、覚えられん!! これはオッサン化しているからではないのか?
と思っていたら、私の後ろについて走ってる若い子も同じように間違ってるし(笑)
いやいや、俺の後ろをトレースすんなって! 間違ってるから!!(笑)

2013/04/29

今日もいきますよ〜。
本日の2時間メニューは【回避】・【実車】です。
【実車】は通常のコース走行なのですが、【回避】があまり数のない技能教習メニューなのです。

トレーナーの方のお話ですと、「危険回避」の教習で、
その時間は、他の教習車両は走らせずに【回避】の教習生だけの貸切状態となります。
急制動の直線を使い、指定速度で進入し、上がった旗の色で左右に避けるとか、
カーブでの走行で速度が上がると外側に膨らむとか、トレーナーについて走り、突然の急制動
に対する疑似追突(本当にぶつかる訳ではありませんヨ)の体験等が盛り込まれてました。
これは勉強になった。
また、排気量の違い(バイクの違い)による制動距離の体験の中で、
中型バイク:CB400の教習車にも乗る事ができました。
いや〜。よく回るエンジンだこと!!
車体が軽いので、制動距離が短く停まれるという事もよくわかりました。

2013/05/

今回の教習は2時間で、【セット】・【実車】です。
【セット】教習は1時間、シミュレーターを使った教習です。
部屋の中で危険予知や回避の教習を行いますが、部屋の中で実施します。
コレもちゃんとした”技能教習”としての1時間です。
むかーし昔にどこかで4輪のシミュレーターをやった覚えがあるんですが、
だいぶとマシになってました(笑)
あ、バイクのシミュレータなんで、ちゃんと跨ってギアチェンジやらあるんですよ。
メーカーはどこだったか忘れましたけど、
この写真の
「まんま」です。

よくできてるのが、シートを取り換える事によって
AT仕様(スクーターのように左右のレバーがブレーキに変わります)になるそうな。

ソフトはWindowsOSに乗るアプリケーションでした。
確か起動時にWindows XPのロゴが見えたような・・・・
2014年4月にXPのサポート切れがMSから発表されてるので、
もうすぐ引退なのかなぁ・・・?


教習自体は、補習が必要になるような教習では無いので、
無事に終了。
シミュレータ内では、理不尽な運転をするトラック運転手や
思わぬ行動をする人たちがいっぱいで(笑)
何度か接触しましたヨ・・・
シミュレータだとわかりつつも、嫌なモンですねぇ
2時間目、1時間のインターバルを空けての実車です。
そう、5月に入りましたので、新車のNC750にいよいよ乗るのです。
教習を始めたのがCB750で今まで何時間だ?8時間(内1時間はAT車)
乗っていたので、ちょっと乗り味も変わるし正直嫌やなぁ・・・と思ってました。
後、今日の1時間を入れて3時間は新車に乗る事になります。

ま、今日乗って、どっちに乗るかは選べるみたいなんで、
とりあえず乗ってみる。




イイ!!!

不安は一瞬にして吹っ飛びました。
乗りやすい!ツインエンジンなのでドコドコ走ってトルクフル!!
足つきもいいし、何と言っても新車なんでギヤ抜けも皆無。
シフト時に入りにくいとか一切ありませんし、取り回しもしやすく軽い。

スイッチ類がちょっと慣れるまでアタフタしますが(笑)
CB750をあえて選んで乗る理由が見当たらなくなりました。
ヨシ! 検定もこのバイクでいこう!


残り2時間の相棒となったNC750
多少、ウインカースイッチとかセルのスイッチとか感覚が違うけど、
バイクとしてはすんげー素直なバイクなんで、
残った2時間は主に検定コースを覚える事と、
車体が変わって感覚の変わる1本橋やらスラロームやらを
慣れる為に費やしました。
後は、検定の日を決めないと・・・・

うまいこと、5月のゴールデンウィークに詰めて乗れたので、
なんとか5日に検定をしようと思ってたのに、
予約ができねーーーーーー!!!

仕方なく、1週間先の日曜日に検定予約を入れた。

決戦の日は5/12(日)だ。

実は、一旦検定日を決めた後、何度か日程を変更しています。
理由は”天気” 週間天気で、検定日が雨になったりしたもんで、
キャンセルしたり再予約したり・・・・

検定のコースも覚えないといけないコースが2種類あるし、
かといって長いこと乗らないと感覚鈍るんで、早く乗りたいし・・・・

で、、、結局元の予約日に・・・・

2013/05/12(日) 卒業検定の日

エエ天気やん!
検定は昼からやったんですけど、
なんと順番はトップバッター!!
一瞬、エエッ!!っと思ったんですが、
良く考えると、コースインしても誰も走らない時間帯なので、
完全に、貸切状態で走れるんじゃね?と期待しつつ
説明を受ける。

とにかく慎重かつ、キビキビした確認と運転をしないといけないな。

コースで出走の準備をする。
ちょうど朝とお昼の間の教習時間の間に、検定がスタートするみたい。
私がスタートする頃にはまだ教習の方は、ブリーフィングが行われていて、
コースは完全にクリア!! 今しか無い!!

検定スタートはスピーカーからマイクを通して発せられました。

後方確認、ミラー確認の後エンジンスタート!ウインカー、発進!
外周走って指定速度とスラローム・波状路と快調!快調!
まだ誰もコースインしてないんで、すごい走りやすい。

その後の交差点をあちこち曲り、障害物を避け、S字と次は
平均台(1本橋)に進みます。
ここも前に誰も居ないので待つ必要もなし好きなほうを選んで
橋に乗ります。落ちるとアウトなんで、落ちない程度に(とは言っても10秒以上)
が、目標タイムです。
ヤバそうな人は、橋から落ちるくらいならタイムが短くても走りきったほうが良いと
覚えておいてください。

この後はウインカーや目視確認がすごく多く、せわしない!!
クランク→一時停止→右左折、踏切、坂道発進ととにかく止まったり確認したりと
短いコースの中でアレコレやらんとあきません。

これが終わると、最後は外周をまた走って”急制動”です。
規定の範囲に停まるように走ります。
ここでジャックナイフとかはしなくていいので、タイヤをロックさせずに止まる事
だけを考えます。

無事に停まれた・・・・。

後は発着点に帰るだけやー。
発着点に戻った後は、目印にバイク停めて、エンジン切って
ハンドルを左に切って完了です。

所見はすぐに、コース脇のインターホンで検定員と話ができます。
(検定員はコース中央の監視塔のようなところで走行を見ています)
スラロームも波状路も平均台も規定タイムを満たしていたそうです。

結果は・・・・合格!! やった!思わずガッツポーズが出ましたよ(笑)

後は、第二走者以降の方が終わるまで待ち時間です。
やはりこのあたりからは一般の教習生も走り出すので、コース上で”待ち”や
譲り合いが必要になってきます。
走路妨害なんてやってしまったら、即検定中止ですから
一般教習者と一緒に走るだけで、リスキーですね。。。。よかった、最初で(笑)
証明書の発行と説明はね、もう夕方っすよ。
学科免除で技能だけですので、後は免許試験場へ行って
免許を発行してもらうだけです。
こんな証明書がもらえます。
自分が中型を取得した時の事が記憶にないので、
記録できるものはなるべく写真データやスキャナデータにしておく事に
します。この書面も免許申請の時に提出すると後は返却してもらえませんので。
オリックスの教習所で卒業時にもらった”レッドブル”
何かの協賛やったのか、合格者全員がもらえました。
さぁ、いつ免許もらいにいこ?

記念すべき 2013年5月31日

卒業検定から、半月以上!!
ようやく振休を取得し、やってきました運転免許試験場



朝、早めに来て申請書を作成します。
とは言っても、既に免許持ってる人は免許書の両面スキャナーを
申請書に印刷できるシステムがあり、
名前と生年月日と電話番号と申請日を書くくらい。
後は申請費用を支払って、切手みたいな証紙を貼ります。

この支払いシステムって変えられないものなんですかねぇ?

なんかもっと簡素化できる気がするんですけど。
支払ったら、支払い済みの判を押すとかねぇ?


適正試験(目の検査)を終えたら、
交付手数料の納付をします。
これもまた、証紙を貼って・・・・

なんだかなぁ・・・・

さっきのと合計で\3800.-

なんか、安いのか高いのかわからん。
免許の取得のたびに手数料・交付料、、、数年毎の更新時にも
手数料が発生します。
これって、免許を取得しようとする全員、そして免許を持っている
全員から徴収してる訳ですから、
すごい収益ですよね〜。


やるなぁ・・・公安委員会(笑)


免許書は、裏書きではなくて作り直しになるので、
写真撮影があります。
時間は10:45から。少し待ち時間があるので外へ行ってブラブラしてみたり。
クルマの大型の検定(練習かな?)とかやってて
難しそうですね、デカい車体を取回すのは・・・・


さ、時間になり順番に呼ばれて写真撮影が行われます。
どういったカテゴリーの方々かわかりませんでしたけど、
10〜15名くらいかな?

で、、、写真撮ってからも結構待たされるんやろうなぁ?なんて
待ってると、11時前にはもう新しい免許書が配られます。

おお!予想外に早いぜ!

写真も新しくなって、
期限も延びたぞ。
受け取った免許書には

【大自二】

の文字が!! やりました。これで2輪車は全て乗れると
お墨付きを頂きました〜!!

気を付けないといけないのは、
これから1年間は2輪に関しては
”初心運転者期間” なので、気を付けないと。


---完---